火曜日, 2月 20, 2007

PCメーカーはMicrosoftと心中

 Appleは絶好調なのに、PCメーカーは悲惨だ。これはVistaが発売されても変わらないどころか、Vistaが発売された為にそうなってしまったと言うべきだろう。PCに新しい機能を付け加える為に何かをしようにもVistaが足を引っ張ってしまっているのが現状だ。国産メーカーはMicrosoftのメディアセンター機能とは別にワンセグやチューナーなどを加え、ホームPCを目指してきたがVistaに変わった為にそれらに不具合が発生している始末だ。

 こんな酷い目に遭わずに出したい時に出したい商品を出せるAppleはハードを捨てなかったおかげで一番健全なPCメーカーになることが出来た。それ以外にもiPodなどの商品が下支えをしてくれる為逆にMacに資源を大きく割けるアドバンスを持っている。それもこれもハードとソフトの両方を持ち、私の持論であるソフトで吊ってハードできっちり儲けると言う健全なビジネスモデルが唯一可能なのだ。

 デジタル時代はコンテンツ(情報)が価値を持つという間違った概念でビジネスモデルを考えている人達が未だに多いが、完全なコピーが可能なデジタル時代には価値は持っていてもそれ自体で利益を産まない(タダで利用される者が多い)という自己矛盾をクリアするモデルが必要なのだ。それを可能にするにはお金をとれるハードと無料(限りなく無料に近いと言う意味だ)でソフトを提供できなければいけないのだが、Apple以外のPCメーカーはソフトを無料には出来ず(自社OSではないのでそんなことは出来ない)、ハードで儲けられない(そんなことをしようものなら他社のPCを買われてしまう)というジレンマに陥ってしまったのだ。

結論:こういう時代にシェアをとると言うことはユーザーには利益(価格競争だけが起きる)になるが、メーカーには何の利益も無いのである。MicrosoftがAppleよりもまともなら、こんなことにならずに済んだのに。

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