木曜日, 8月 29, 2013

シリアは切掛けに過ぎない

日本のように国内に宗教などの火種のない国(信長の功績)以外はイラクやシリアのように独裁で押さえなければいけないのは世界の常識。そこに西欧の生ぬるい民主主義などを持ち込めばイラクやエジプトのように春などは訪れず血の雨が降るだけなのだ。そんな中アメリカは化学兵器の使用などというとってつけたような薄っぺらい理由で空爆(巡航ミサイルなので遠隔地からの攻撃)を決断したそうだ。シェールガスなど石油に代替え可能な資源の採掘に目処がたったところでの攻撃なのだからホルムズ海峡が封鎖されるような自体になればよいと考えているのは間違いない。

アメリカがコミットしない事に業を煮やしたイスラエルもどうやらこの機会に合わせて単独でイランに仕掛けそうな気配がムンムン。勿論、イランが先制攻撃(テルアビブに向けてのミサイルの一斉発射)を仕掛けてくる可能性だってあるのだから、やられる前にと考える事を咎め立てる事は出来ないだろう。そんな訳でただでさえ情勢不安まっただ中の中東を歴訪中の安倍総理。彼の地を離れる前に戦端の火ぶたが開かない事を祈るばかりである。

と言う訳で、こんな時にマネーゲームにうつつを抜かしていたら大やけどではなく致命傷を負ってしまう。アメリカは短期間の攻撃で終了する(地上軍は送らない)と言っているが、そんな事は第六艦隊の一隻でも沈められればお仕舞いなのだ。絶対にそうなるとは決まった訳ではないが周辺国に飛び火しないと考える方が非現実的。旧宗主国が新たな利権の調整のために介入するのは間違いなののだから直ぐに収まるなどと考えない方が賢明なのだ。

結論:中東に火が点けば株式市場は一気にどん底に。増税など不可能になるのである。

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